今年も残すところあと半月を切った。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選で日本代表に敗れた中国のファンの声を集めた記事を再掲する。
記事初掲載:2022年1月28日
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1月27日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は埼玉スタジアムで中国代表と対戦。2‐0で快勝を収めて4連勝を飾り、5勝2敗とした。
13分に大迫勇也のPKで先制した日本は、その後も一方的にゲームを支配。61分に途中出場の左SB中山雄太のクロスに伊東が見事なヘッドで合わせて追加点を奪う。守備ではシュート2本(枠内シュート0本)に抑え込み、スコア以上の差を見せつけた。
中国のポータルサイト『捜狐』は、「中国代表の0-2の敗戦は、大衆の怒りを集め、日本のファンは嘲笑した」と見出しを打った記事を掲載。次のような国民の怒りの声を紹介している。
「これほど役立たずだとは思っていなかった」
「感情も戦う精神もないロボットが機械的にゲームを終了した」
「ユースの強化を精力的に進めないと、2026年のワールドカップにも出場できない」
「たとえ差があっても、やる気を出し、勇気を持って戦う必要があるだろ」
「プレスを受けると、すぐにボールを失った」
「プロの選手たちが日々どんなトレーニングで何をしているのかを見てみたいものだ」
「すぐに2~3人に囲まれて、ボールを奪われる」
そして、「多くの日本人のファンが嘲笑した」とも指摘。「特に傷ついたのは、日本にはゴールキーパーが必要なかった、というものだ」と綴っている。
ただ、同メディアは「反論することはできない」としており、枠内シュートを1本も撃てなかった自国の代表の不甲斐なさを嘆いた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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