アフリカ勢として史上初めてワールドカップのベスト4に進出したモロッコ。

クロアチアとの3位決定戦に2-1で敗れ、4位で大会を終えることになった。

試合後にはDFアシュラフ・ハキミがカタール人の主審に激しく詰め寄る場面も。彼は自分が倒された場面でPKを与えなかった判定に激怒していたようだ。

さらに、ハキミは、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長にも怒りをぶつけていたという。

『NOS』が「ハキミはインファンティーノの前に立ちふさがった。その距離は5センチもなかった。彼は声を荒げて、レフェリーのことをわめき散らした。痛々しかった。FIFAは画面に映らないようにしたが、事件は起きた」と伝えている。

【関連】日本代表、今ワールドカップで評価を下げてしまった6名の選手

モロッコの観客たちも主審の判定に不満を募らせており、「FIFAマフィア」と合唱していたそう。

ただ、モロッコのワリド・レグラギ監督は、「あれはモロッコのやり方ではない。我々は試合が終わった時に過剰に反応してしまうことがある」と一部の選手の振る舞いを非難したとのこと。