アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝戦のフランス戦に向けて言及した。アルゼンチン版の『マルカ』が伝えた。

 グループステージ初戦ではサウジアラビア代表相手に逆転負けを喫するなど、最悪のスタートを切ったアルゼンチンだが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属FWリオネル・メッシを中心に巻き返し。ラウンド16でオーストラリア代表、準々決勝でオランダ代表、準決勝でクロアチア代表を撃破して2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 連覇を目指すフランス代表との決勝進出に向けて、スカローニ監督はPSGに所属するFWキリアン・ムバッペとメッシの “新旧エース対決”ではないことを強調。そして、アルゼンチンのプラン通りに試合展開が進んでいくことを願った。

 「選手の仕事というより、チームの仕事だと思う。優れた選手であることを除けば、それはムバッペだけではない。彼を使うために、彼をより良い選手にしてくれる他の選手がいる。彼は偉大な選手の1人であり、若いし、これから工場していくことだろう。それは間違いない」

 「メッシ対ムバッペ?明日の試合はその上のアルゼンチン対フランスだ。2人とも必要な武器を持っているから必ずしも2人ではなくて、他の選手が試合を決めることもできる。我々の思い通りになることを祈ろう。だけど、試合を決めることができる選手はたくさんいる」