佳境を迎えている2022年ワールドカップ。クロアチアはモロッコとの3位決定戦に2-1で勝利した。

守護神ドミニク・リヴァコヴィッチとともにチームを支えたのが、20歳の大器DFヨシュコ・グヴァルディオルだ。

チーム最年少ながら圧巻の活躍を続け、本田圭佑も日本戦でのプレーに舌を巻いていた。3位決定戦では先制ゴールを決めて、マンオブザマッチにも選出されている。

『24sata』によれば、グヴァルディオルは試合後にこう語っていたそう。

「これを言い表すのは難しいね。2018年大会は自宅で全試合を見ていた。本当に簡単なことではない。努力が報われたよ。

(ゴールについて)

自分が得点を決めることは前から夢見ていたことだったけれど、最後の試合まで実現しなかった。

自分があの位置にいるべきだったかは分からないけれど、そうしたんだ。

(誰に捧げるか)

もちろん、自分の家族さ。彼らなしに自分はありえなかったし、特に父のことはね。

どう言えばいいか分からない。僕らは幸せだし、ザグレブに戻るのが待ち遠しいね。まずは歓迎会でみんなと一緒にお祝いして、それから家族と祝うよ」

グヴァルディオルの父は漁師であり、本人もサッカー選手になっていなかったら、漁師になっていたはずと話している。その父を含めた家族にW杯での躍進を捧げたいとのこと。

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一方、ズラトコ・ダリッチ監督は、病と闘病中のミロスラフ・ブラジェヴィッチ氏に捧げたいと話していた(87歳の同氏は1998年W杯でクロアチア代表を指揮した人物)。

そのうえで、「これは銅メダルだが、我々にとっては金メダル。我々を応援してくれた全ての人達のためのメダルだ」とも口にしていたそう。