ルサイル・スタジアムのスタンドや壁紙の色が金色で統一

 カタール・ワールドカップ(W杯)は、12月18日にアルゼンチン代表とフランス代表による決勝戦を行う。その会場となるルサイル・スタジアムは、これまでの試合から模様替えが行われた。

 もともと客席には白をベースに金色の模様が入っていたが、スタンドや周囲の壁紙の色も金色で統一。世界一を決める決戦に向けて、カラーリングからムードを高めている。

 試合開始前の16時半(日本時間22時半)からは決勝に先立ち、閉会式が行われるが、まだ観客の入りは3割程度。この試合も大半の席はアルゼンチンのサポーターで埋まることが濃厚となっている。

アルゼンチンのゴール裏は、すでに多くのサポーターで席が埋まっており、スタジアムの大型ビジョンにフランスの選手たちが入場するシーンが流されると、大きなブーイングを響かせ、臨戦態勢が整っていることを感じさせている。

 試合は18時(日本時間19日0時)にキックオフを迎える。1986年大会以来、3度目の優勝を目指すアルゼンチンと2大会連続3度目のW杯制覇を目指すフランス。どちらが2022年の世界一に輝き、黄金のトロフィーを掲げることになるだろうか。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)