日本時間の本日24時にキックオフされる、カタールワールドカップ決勝。
アルゼンチンとフランスによる頂上決戦は、リオネル・メッシとキリアン・エムバペによるスーパースター対決としても大きな注目を集めている。
そんな両チーム、実はもう一つ大きな対決の当事者。
すでにタイトルで触れている通り、アルゼンチンがadidas、フランスがNikeと、スポーツ界の2大メーカーによる決戦でもあるのだ。
過去2大会は、2014年がadidas対決(ドイツ対アルゼンチン)、2018年がNike対決(フランス対クロアチア)だったため、両者による決勝は3大会ぶりとなる。
両メーカーがワールドカップの決勝で対戦したのは過去3度。対戦結果は以下の通りだ。
■1998年 フランス大会
フランス(adidas) 3-0 ブラジル(Nike)
■2002年 日韓大会
ブラジル(Nike) 2-0 ドイツ(adidas)
■2010年 南アフリカ大会
スペイン(adidas) 1-0 オランダ(Nike)
2勝1敗でadidasが勝ち越し。ただし、そのうちの1勝を記録したフランスは2011年にadidasからNikeへ移籍している。
12年ぶりとなるワールドカップ決勝でのadidas対Nike。しかも両チームのエースであるメッシとエムバペもそれぞれのメーカーと契約していることから、今回の決勝はある意味“代理戦争”と言えるかもしれない。
【関連記事】スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」
スポーツ界最高のイベントの一つで頂点に輝くのはどちらのメーカーなのか。24時キックオフの決勝ではそんなところにも注目だ。