今大会注目の決勝戦、アルゼンチンとフランスが対戦

 アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは現地時間12月18日に行われているフランス代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)決勝に先発出場。前半36分にはリードを広げる2点目のゴールを挙げたなか、試合中にも関わらず目に涙を浮かべる姿が反響を呼んでいる。

 36年ぶりの栄冠を目指すアルゼンチンは前半23分、ディ・マリアがペナルティーエリア内でMFウスマン・デンベレに倒されてPKを獲得。これをFWリオネル・メッシが決めて先制した。そしれ同36分にはカウンターからディ・マリアが左足で蹴り込み、リードを広げた。

 ディ・マリアは今大会グループリーグではスタメン出場をしていたが、負傷により決勝トーナメントは欠場が続いていた。この大舞台でスタメンに復帰し、見事に結果で応えた。ゴール後には感情的になり、目に涙を浮かべる場面も。米スポーツ専門テレビ局のツイッター「ESPN FC」は「アンヘル・ディ・マリアはW杯ファイナルでゴールを決めて泣いていた。これがすべてを意味している」と目を潤ませたディ・マリアの写真を投稿した。

 これに対し、ファンからは「レジェンド」「美しいゴールだった」「ピッチ上で最高の選手だ」と賛辞が寄せられている。エースのメッシの活躍が注目されるアルゼンチンだが、この決勝では背番号11を背負うレフティーが絶大な存在感を示している。(FOOTBALL ZONE編集部)