【カタール・ワールドカップ決勝】アルゼンチン 3-3(PK4-2)フランス/現地時間12月18日/ルサイル・スタジアム
リオネル・メッシがまさかの心変わりだ。カタールW杯決勝でアルゼンチン代表は、フランス代表をPK戦の末に破って36年ぶりの優勝。すでに35歳のメッシは準決勝後に「僕にとって最後のW杯」と語っていたが、悲願の世界制覇を達成して心境に変化があったようだ。
メッシは決勝後の記者会見を欠席し、取材エリアもほとんどスルーしていたが、どこかのタイミングで母国のスポーツチャンネル『TyC Sports』の独占インタビューには答えていた模様。その場で、次のように語ったという。
「もう何も求めることはできない。僕にすべてを与えてくれた神に感謝したい。これでキャリアを締め括ろうと思っていたのは事実だ。でも、僕はサッカーが大好きだし、このグループにいることを楽しんでいる。世界チャンピオンとしてあと数試合はプレーしたい」
はっきりと時期までは明言しなかったが、メッシはアルゼンチン代表でプレーを続ける意向ようだ。はたして稀代の天才は、いつまでセレステのユニホームを身に纏うのか。注目される。
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)
【W杯決勝PHOTO】優勝&MVPを獲得した“神”メッシ!