カタール・ワールドカップ(W杯)で4位の成績を残したモロッコ代表を国民は大歓迎した。

【動画】偉業を成し遂げたモロッコ代表を大勢の国民が歓迎! チームバス視点の映像も

今大会が6度目のW杯出場となったモロッコ。1986年にベスト16に勝ち進んだ中、今大会も下馬評は高くなかった。

しかし、その評価を覆し、グループステージはクロアチア代表、ベルギー代表、カナダ代表と同居するも首位通過。ラウンド16ではスペイン代表をPK戦の末に下すと、準々決勝ではポルトガル代表を1-0で下しアフリカ勢初のベスト4に進出。準決勝ではフランス代表に敗れ、3位決定戦でもクロアチア代表に敗れたが、史上最高位の4位で大会を終えた。

準決勝を戦うまではオウンゴールの1失点のみという快挙を成し遂げていたモロッコ。最後は連敗で終わったが、“アトラスのライオン”は世界から大きな称賛を受けていた。

そのモロッコ代表は20日に帰国。首都ラバトにてパレードを行うと、数千人のモロッコ人が歓迎。発煙筒が炊かれ、モロッコ国旗を掲げる人やチャントを歌う人が選手たちを祝福した。

また、モロッコ代表の選手や監督は、モハメド6世国王に晩さん会に招待され「彼らの偉大で歴史的な功績を祝う」とされた。

W杯を制したアルゼンチンほどの人数は集まってはいないが、熱狂ぶりは引けを取らないものに。快挙を成し遂げたヒーローたちへの賛辞はしばらく続きそうだ。

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