先日大きな話題になったイランのサッカー選手アーミル・ナースル・アザダニのニュース。

イランでは9月にマフサ・アミニという女性がヒジャブ(髪の毛を隠すスカーフ)を正しく着用しなかったとして逮捕され、刑務所の中で死亡するという事件が発生。

その理由については発表されていないが、拷問などが原因だったのではないかと伝えられており、イラン全土で抗議活動が行われた。

それに対してイラン当局が激しい取り締まりを行ったことから多くの負傷者や死亡者が生まれ、大きな問題に発展した。

そして、先日その抗議運動にかかわったとしてアーミル・ナースル・アザダニというサッカー選手が逮捕され、死刑判決を受けたと報じられた。

かつてラフ・アハンやトラクトル・サジなどでプレーした彼は、「神に敵意を向けた」としてイランの政権から絞首刑を言い渡されたと言われている。

しかし20日、コロンビアのイラン大使館が声明を発表し、その報道はウソだと表明した。

「イランのサッカー選手の死刑判決に関するフェイクニュースだ。起訴状によれば、アザダニは刑事事件の5人目の被告である。彼は自動小銃で3人の警察官や警備員を殺害した武装グループのメンバーであったと疑われている。

その裁判はまだ行われていない。したがって死刑判決に関するニュースは純粋なウソである。

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暴徒の残忍な行動によって50名の警察官と警備員が殺され、数百人が負傷した。そしてハイブリッド戦争では組織的なフェイク・ニュースが出される」