FIFAワールドカップカタール2022の決勝を巡って、フランスから再戦の請願署名活動が行われているようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によると、このW杯決勝では物議を醸すジャッジもあり、敗れたフランスのファンからは決勝戦のやり直しを求める声が噴出。ついにはオンラインプラットフォーム『Mes Opinions』にて、「審判は完全に買収され、2失点目でエンバペにPKとファール(※)が与えられなかった!!!! 再試合のために署名と共有を!」というタイトルで、オンラインでの署名活動も行われたと伝えられている。
(※実際にはペナルティーエリア外でタックルを受けたため、ファールであってもそもそもPKにはならない)
なお、この署名では特に2つの判定に疑問の声が挙がっていると言及しており、1つ目はアルゼンチンの1点目でのPK。ウスマン・デンベレがアンヘル・ディ・マリアを倒したシーンで、ファールになるほどの接触は無かったのではないか、という点。もう1つは前述の通り、アルゼンチンの2点目に繋がるフランスの攻撃シーンで、キリアン・エンバペがクリスティアン・ロメロから受けたタックルはファールだったのではないか?、という点だとしている。
この署名には、23日の時点で、20万人を超える賛成の署名が集まっている。再戦の可能性は不透明だが、少なくともフランスのファンにとってスッキリしないのは確かなようだ。