元韓国代表のシン・テヨン監督が率いるインドネシアが2-1で勝利

 元日本代表MF本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジア代表は、東南アジアサッカー選手権グループA第2戦でインドネシア代表に1-2で敗れた。インドネシアを率いているのは韓国人のシン・テヨン監督だったが、指揮官の母国メディアもこの勝利を「日本人監督から奪ったという点で意味がある」と報じている。

 本田は2018年8月にカンボジア代表のGM兼監督に就任し、指導者ライセンスを保持していないため、実質的な監督として同国代表を指揮。一方、インドネシアのシン・テヨン監督は選手時代に韓国代表としてプレー。引退後、2017年から18年まで母国代表の指揮をしたのち、19年よりインドネシアで指揮官を務めている。

 韓国メディア「NEWSIS」は「シン・テヨン監督、本田率いるカンボジアに2-1で勝利」と喜びをもって伝えると、「この勝利は日本人監督から奪ったという点で意味がある」と指摘し「日本の元スター選手である本田圭佑がカンボジアを率いているのだ」と注目の理由を述べた。

 東南アジアサッカー選手権で対峙した監督同士の“日韓戦”の勝利が、韓国内でも話題となっているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)