バレンシアのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、FIFAワールドカップカタール2022で躍動したモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトと自身の現役時代のプレースタイルを比較した。25日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

 ガットゥーゾ監督は、現役時代にイタリア代表やミランなどで活躍。中盤で相手に激しくチェックにいくプレースタイルから、“闘犬”という愛称が付けられていたことでも知られている。『コリエレ・デロ・スポルト』によると、現在バレンシアの指揮官を務めているガットゥーゾ監督は、W杯でブレイクを果たした26歳のMFにかつての自分の姿を重ねているようだ。

「W杯のアムラバトには感動した。まるでかつての私のようだったね。自分に似た選手を見るのは久しぶりだったよ」

「だいたい27歳くらいの頃の私とプレーがそっくりだ。私はたくさん走ったし、戦術的にも非常に強かった」

 一方でガットゥーゾ監督は、自身が現役選手だった当時と現在では、サッカーの質が大きく異なってきていることを強調した。

「現代サッカーにおいて、ガットゥーゾという選手がチームに必要な存在となれるかどうかは分からないね。今は、個性があるだけではだめなんだ。監督になってからは、現役時代とはまったく異なる視点でサッカーを見ている。私が在籍した頃のミラン、あるいはナポリといったチームの試合を見てみると、攻撃陣がプレスをかけていないことが多いと気付くんだ。バレンシアでは、今のサッカーで求められることをやろうとしている」