【プレミアリーグ】アーセナル3-1ウェストハム(日本時間12月27日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルの14番がエース不在を払拭する活躍を見せた。クラブのレジェンドであるアンリ氏を彷彿させる、美麗なターンからのゴールに賞賛の嵐となった。
【映像】アーセナルの新エース!? エンケティアの「ほぼアンリ」な完璧ターン&ゴール
サポーターが抱えていた不安は一瞬にして払拭された。今季エースとしてアーセナルの攻撃陣を牽引していたブラジル代表FWジェズスがワールドカップで怪我を負い、3カ月間の離脱を余儀なくされたのだが、代役を務めたイングランド人FWエンケティアが一発回答を見せた。
2-1の一点リードの状況で迎えた68分、敵陣深くでの細かいパス交換により、相手の守備陣を翻弄。ボックス内に居たエンケティアにボールを送ると、同選手は相手DFに身体を預けながらボールを受け、素晴らしいターンでDFと簡単に入れ替わった。そのままゴール左隅に正確なシュートを決め、試合を決定づける3点目を記録した。
ABEMAで解説を務めた松原良香氏は「相手を背負った状態でターンしました。DFからすると対応がわからなかったと思います。シュートもインフロントでボールを抑えており、素晴らしいです」とエンケティアのプレーを絶賛した。
ABEMA視聴者も「ターンマジでうまい」「エンケティア覚醒」「アンリかと思った」「これはアーセナルの14番」など、とエンケティアのプレーを絶賛するコメントを送っている。
エンケティアが付けている背番号14は、過去にクラブのレジェンドである元フランス代表FWアンリが着用していた番号である。この試合のエンケティアはアンリを彷彿とさせるような素晴らしいプレーを見せてチームを勝利に導いた。ジェズスが離脱している現在、エンケティアの好調がどこまで続くのかが、アーセナルの今季の命運を決めることになるのかもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)