カタールW杯日本代表DF谷口彰悟(31)は、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレを退団してカタール1部アル・ラーヤンへ移籍。UAEメディア『Kooora』がアル・ラーヤン加入会見における同選手のコメントや契約内容を伝えている。
谷口彰悟は川崎フロンターレのキャプテンとして、4度のJ1制覇や2019シーズンのYBCルヴァンカップ優勝、2020シーズンの天皇杯制覇に貢献。カタールW杯では2試合にフル出場し、スペイン戦では粘り強い守備で森保ジャパンに金星をもたらしていた。
そんな谷口彰悟は今月19日に川崎フロンターレ退団が正式決定すると、28日にアル・ラーヤンへ加入。翌日の記者会見で「リーグ戦、AFCチャンピオンズリーグを問わず、自分の持っている力をすべて出し切り、チームに貢献したいです」と意気込みを語ったという。
また『Kooora』は「谷口彰悟とアル・ラーヤンは2年半の契約を結んだ」と報道。同選手はすでに新天地で全体トレーニングに合流するなど、来年1月5日のリーグ戦にむけて準備しているという。
なおアル・ラーヤンはカタール1部リーグ7試合を終えて1分6敗と最下位に低迷。来年2月のAFCチャンピオンズリーグ西地区ラウンド16では、元柏レイソル所属選手のケニア代表FWマイケル・オルンガ(28)擁するアル・ドゥハイルSCと対戦する。Jリーグの舞台でも対戦経験のある両選手のマッチアップが再び実現するか注目が集まる。