【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト1-1チェルシー(日本時間1月2日/ザ・シティ・グラウンド)

今季ノッティンガム・フォレストに加入したオーリエがチームを救う同点ゴールを決めた。かつてトッテナムでプレーした男が決めたセットプレーからのボレー弾にファンも大興奮の様子だった。

【映像】移籍後初ゴール!オーリエによる執念ボレー弾

後半に入ってから自分たちがペースを握るも、なかなか同点ゴールを決めることができなかったノッティンガム・フォレストが63分に追いついた。

ギブス=ホワイトが左コーナーキックからクロスを放ると、ハヴァーツのクリアは距離を出せず、ボールは頭上高くに舞った。このルーズボールを195cmあるボリーが相手選手に競り勝ち、フリーになっていたオーリエへとヘディングでパス。セットプレーでゴール前まで上がっていたこの右サイドバックは丁寧に胸トラップし、強烈なボレーシュートをゴールに叩き込んだ。

この同点ゴールにホームサポーターは大盛り上がり。スティーブ・クーパー監督もスタンドを煽り、GKディーン・ヘンダーソンはネットに顔を貼り付けて、ゴール裏にいるサポーターに向けて吠えて、喜びを表現した。

ABEMAで解説を務めた粕谷秀樹氏は「最初にハヴァーツがクリアしきれなかったのは確かですけど、それよりも執念で繋いだフォレストを褒めるべきですね」とノッティンガム・フォレストのゴールに対する執念を賞賛した。

ノッティンガム・フォレストは結果的にこの試合で12本のシュートを放ったが、この1本しかゴールを奪うことができなかった。このボレー弾が決まらなければ勝ち点0に終わっていた可能性もあり、改めてセットプレーの重要性が証明された場面となった。

(ABEMA/プレミアリーグ)