【プレミアリーグ】チェルシー1－0クリスタルパレス（日本時間1月15日／スタンフォード・ブリッジ）

　イングリッシュ・プレミアリーグ第20節、チェルシーvsクリスタルパレスの“ロンドンダービー”がスタンフォード・ブリッジで行われ、ドイツ代表FWハヴァーツのヘディング弾でチェルシーが勝利している。

【映像】ハヴァーツの規格外ヘディング弾！

　2023年に入り3試合を戦って1分2敗と未だ勝利がない10位のチェルシー（勝ち点25）が、新年最初のトッテナム戦で完敗を喫した12位のクリスタルパレス（勝ち点22）をホームに迎えた。

　ポゼッションを握るチェルシーに対して、ミドルプレスを仕掛けて押し上げていくクリスタルパレスの構図で試合は進んでいく。すると最初のチャンスはアウェイチームが作り出した。19分に右サイドのクロスからゴール前で混戦となると、最後はイングランド代表DFミッチェルが合わせる。しかしここはスペイン代表GKケパが体を張ってブロックした。

　対するチェルシーも24分に右CKの流れから3度、ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァにチャンスが訪れるが、最後に放った左足のボレーはスペイン人GKグアイタの好セーブに阻まれた。

　そのまま前半はゴールレスで終えると、試合が動きたのは64分だった。左CKを獲得したチェルシーは、ショートコーナーを選択。モロッコ代表FWシイェシュが入れたピンポイントクロスに、ゴール前のドイツ代表FWハヴァーツが頭で合わせると、これがネットを揺らしてチェルシーが先制に成功した。

　その後は追加点こそ取れなかったが、チェルシーが集中した守りを見せてクリスタルパレスの攻撃をシャットアウト。チェルシーが2023年初勝利とともに、プレミアリーグにおけるクリスタルパレスとのロンドンダービーの連勝記録を11に伸ばした。
（ABEMA／プレミアリーグ）