かつてPSGでともにプレーしたフランス代表キリアン・エムバペとアルゼンチン代表リオネル・メッシ。
2人は2018年と2022年のワールドカップでは敵として対戦している。
特に2022年大会は決勝戦で激突。PK戦の末にアルゼンチンが36年ぶりの優勝を遂げるとともにフランスの連覇を阻止した。
そうしたなか、エムバペは、『Clique』で2022年W杯後にあったメッシとの秘話を明かしたそう。
「W杯後?メッシは生ける伝説だからリスペクトされるけれど、僕は激怒していたよ!
(PSGに)戻った初日に僕らは仲直りした。皆が見てるところで喧嘩をして、そして、笑いあったんだ。
彼はこう言った。『(2018年大会で)君はすでに優勝している。僕のためにも残しておくべきさ』ってね。あの決勝のおかげで僕らの距離は縮まったと思う。
彼からは試合よりも練習で多くを学んだ。僕にはフィルターも恥ずかしさもない。『なぜあのプレーをするのか』と彼に聞きに行った。恥ずかしさはない、学びたいからね。彼との交流に何の問題もなかった。僕が大尊敬していることは、彼にも伝わっていたよ」
W杯決勝後に喧嘩したことでむしろ仲が深まったとか。
実際、恥ずかしがらずに教えを請うこともしていたそう。