その飄々とした様子と、いぶし銀の打ち筋から「麻雀忍者」の異名を持つKONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)。今期からプロ麻雀リーグ「Mリーグ」に加入し、超攻撃的なチームカラーの中で、独自の雀風を発揮している。51歳のベテランの麻雀には自然と注目が集まるが、なんとプライベートでは女性から大人気のモテ男だという。麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」では、その実態を調べるべく密着した。
 高打点の気配を消しつつアガリをつかみ、巧みな守備力で卓上を支配する。まさに忍者そのものといったが藤崎について、チームメイトで先輩の前原雄大(連盟)は「うちはとにかくホームランを打ちたいの。その中でセカンド(の役目)。要なんですよね」と、派手さはないが、その存在は頼りにしている。開幕前に行われたドラフトでも、3人のホームランバッターが一気にスランプに陥った際、チームの調子をコントロールできる選手だと評価された。