元メジャー西岡剛、大谷翔平に「この時期まで本塁打王を争っていることに価値がある。みなさんにスタンディングオベーションしてほしい」
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 日米プロ野球で活躍し現在も独立リーグでプレーする西岡剛が、エンゼルス大谷翔平投手について「この時期まで本塁打王争いしていることに価値がある。みなさん、スタンディングオベーションをしてほしい」と、元メジャーリーガーとして、また現役のプレイヤーとして、最大級の賛辞を送った。

【動画】パーカー姿でボール遊びする大谷翔平

 西岡は、ロッテでプロキャリアをスタートさせると、走攻守揃ったスイッチヒッターとして活躍。2010年には、キャリアハイとなるシーズン206安打を記録した。その翌年からメジャーのミネソタ・ツインズで2年間プレー。日本球界に復帰した後は阪神でも活躍し、現在でも独立リーグでプレーしている。

 メジャーリーグのスケールの大きさ、外国人選手の身体能力に支えられたスピード、パワー、テクニックを目の当たりにしてきた西岡だけに、現在、日本人選手としては初となるメジャー本塁打王を争っている大谷に対して、いくら賛辞を送っても足りないといった様子だ。9月17日(日本時間18日)に行われたアスレチックス戦を中継していたABEMAで、メジャーの試合を初めて解説。この日の試合を終えて、ゲレロJr.(ブルージェイズ)が46本でトップに立ち、44本の大谷に2本差をつけていることに「ここからの外国人選手の(ホームラン)量産は半端ない」と、勢いづいた時の外国人選手の力について語った。

 また、大谷に関しては「この時期まで本塁打王争いをしていることに価値がある」とコメント。この試合では4打数1安打で、ホームランこそ出なかったが「雰囲気はありますね。惜しい。打席に立っている時の空気感がいい」と、いつでも豪快な一発が飛び出す可能性があるとした。

 シーズン162試合も、残りは15試合。大台となる50本塁打もやや厳しくなり、本塁打王争いでも追いかける立場の大谷ではあるが、投手としても19日(同20日)に1918年のベーブ・ルース以来103年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」を目指して先発登板することが濃厚。「褒めるとかじゃなく、客観的に応援したい」と語るメジャーの先輩・西岡の声が届けば、また力になるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
 

大谷翔平 ベンチでボール遊び
大谷翔平 ベンチでボール遊び
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