ガッツポーズの拍子に“ポロリ”落球 ナイスカバーが一転する珍事  「落としてる」「捕球後」ファンの意見は真っ二つ…結末は?
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【米大リーグ】エンゼルス1-3アスレチックス(9月18日・日本時間19日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場を果たした試合の7回裏エンゼルスの攻撃。1死一、二塁の場面で6番・レンヒーフォの当たりは一塁へのゴロ。これを捕球したオルソンが二塁に転送し、ダブルプレーが成立か…という場面で、一塁ベースカバーに入ったピッチャーのゲラがベースを踏んだ直後に転倒、さらにガッツポーズの拍子に落球する珍事が発生。アウトの判定を巡って両軍監督が抗議を繰り返し、チャレンジを経て結果的にセーフとなる場面があった。

【映像】ガッツポーズの拍子に“ポロリ”落球

 0-3と3点を追うエンゼルスが迎えたチャンス。一方のアスレチックスとしてはピンチの場面で飛び出したゲラのビッグプレーに対して、ゲラと二塁手のハリソンは互いを鼓舞するように叩きながら大興奮。一塁塁審もアウトのコールを下したが、この裁定にエンゼル・スタジアムからは大ブーイングが。その声に背中を押されるように、ベンチを飛び出したマドン監督が猛抗議を行い、チャレンジを経て判定は覆ってセーフとなった。

ガッツポーズの拍子に“ポロリ”落球 ナイスカバーが一転する珍事  「落としてる」「捕球後」ファンの意見は真っ二つ…結末は?
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 すると、今度はア軍メルビン監督がベンチを飛び出して猛抗議を行ったが判定は覆らず、さらに同監督は退場処分となった。この展開に対して、混乱の発端となったゲラはダブルショック。座り込んだゲラがチームメイトに励まされる様子が現地映像に映し出された。

 2死ランナーが一、三塁という場面で試合が再開されると、ショックを引きずったままのゲラが7番・ロハスにセンター前に運ばれ、左ヒットで出塁していた大谷が本塁に生還した。しかし、8番・スタッシを92マイル(約148キロ)の速球で見逃し三振に仕留めたゲラは、マウンド上で正真正銘、渾身のガッツポーズを披露した。

 問題の落球シーンについて試合を放送したABEMAのファンの意見は「落としている」「捕球後だ」など、真っ二つに割れた。見解を問われたゲスト解説で元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんは「そこまで難しいプレーではないが、良いプレーだった」とゲラのカバーリングを称賛する一方「(アウトの)ジャッジをした後にポロッとこぼれた感じだったので、どう判断するかだ」と話したが、チャレンジの結果、セーフに覆ると「これは驚きですね」と本音をこぼした。さらに退場処分となったメルビン監督については「ジャッジに対しての意見もそうだが、これが無いと組織としての士気にもかかわってくる」と続け、退場となったメルビン監督の抗議に一定の理解を示した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】ガッツポーズの拍子に“ポロリ”落球
【映像】ガッツポーズの拍子に“ポロリ”落球
【映像】がっくしと肩を落とし、励まされるゲラ
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