【米大リーグ】ホワイトソックス12-6アストロズ(10月10日・日本時間11日/シカゴ)
ア・リーグのディビジョンシリーズという大きな舞台で、メジャーリーグの歴史に残るような問題のプレーが発生した。打者走者が、はっきりとフェアグラウンドに入りながら一塁に向かって走っていたところ、ファーストがバックホームした送球が、この打者走者の肩に触れ悪送球に。見た目には守備妨害と判定されそうなところが、そのままインプレーだと判定され、一時球場が騒然となる事態となった。
【動画】メジャー史に残る問題のプレー
問題となったのは、ホームのホワイトソックスが4回、同点から1点を勝ち越し7-6としてから迎えた無死一、三塁のチャンス。ここで左バッターの4番グランドルの当たりは、アストロズのファースト・グリエルの真正面に転がるゴロだった。三塁走者だったロベルトがホームに突入したのを見て、グリエルはバックホーム。ところがこれが、グランダルの左肩をかすめたことで、キャッチャーのマルドナドは捕球できず、ボールはファウルグラウンドを転々とした。アストロズからすれば1点差で食い止めるか、さらに点差を広げられるかという重要なプレーだっただけに、選手たちが一斉に守備妨害だとアピールし始めた。
中継していたABEMAでも、節丸裕一アナウンサーが「これは(打者走者が)内側を走っていたのでは、という抗議です。グリエルのバックホームがグランダルに当たっていますね」と状況を説明すると「審判が確認のためにビデオを見るという可能性はあると思いますが。このまま判定変わらない、ビデオを見ないとなると、今日のアメリカのスポーツニュースは大変なことになりますよ」と続けた。
結果、ビデオでの再確認もなく進んだことに、アストロズのベイカー監督も退場すれすれの猛抗議。地元ホワイトソックスのファンからも、追加点を得た喜びの歓声とともに、プレーに対するどよめきの声で一時騒然となった。
ルールでは打者走者は、野手の送球を邪魔しないために、ラインの外側を走ることになっている。バッターボックスを出た直後は、どうしてもフェアグラウンドに入ることが出てくるが、今回のプレーはボックスから数メートル進んでからのもので、さらにラインのぎりぎりを走っていたというものでもなかった。これにはファンからも「打ったバッターが変なとこ走ってた」「打者走者が悪いやん」「完全な守備妨害」「めっちゃ荒れそう」と、コメントが殺到していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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