また、助産師で思春期保健相談士の田中まゆ氏は、オナニーの頻度や回数における男女の違いについて言及。「女性よりも男性の方が、頻度やオナニーをし始める時期がほぼ揃っていたりする。しかし、女性は人によってやり方や頻度が本当にバラバラで差がある」と述べた。

 ここでひろゆき氏が「なぜそういう差が生まれるのだろうか」と田中氏に質問。田中氏は「男性が性に対する興味、いわゆる性欲に目覚めるのは、男性ホルモンが関係していたりする」とした上で「女の子は男の子より男性ホルモンがあるわけではないので、そこで性に対する“興味の差”が男女別に出てくると思う」と説明した。

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 慶應義塾大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏は、小学校5年生から父親のアダルトビデオを友人らに広めていたという。その経験から「子どもが関心を持っているとき、それについて吸収しようとしているときだ」と唱える。

「人がそれに対して関心があるとき、それを学ぶチャンスでもある。関心がないときに『こういうものがある』と言っても仕方がない。僕は毎日学校の休み時間で、そのネタ(父親のアダルトビデオについて)しか話していなかった。正しい教養は分からないが、何か僕たちがそこを通して性について学ぶチャンスがあったなら、絶大な機会だった。だが、親も先生も誰もそこに踏み込んでこようとはしなかった」

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 田中氏は「元々日本で性教育があまり学校で行われていない」と現状を告白。「例えばオランダでは、性の快楽という部分、オーガズムという現象についてちゃんと教科書で説明があったりする。ドイツでは、射精というものをオナニーで意識的に起こすこともできるし、夢精など自分の意識とはまた違うところでそういう現象が起こることもあると学ぶ機会もある。ハウツーを教えているわけではないが、ただ、性に関する話題がある中の1つとして、快楽について学んだり、身体の反応や現象について学べる性教育がある。なかなか日本では、ここまでできていないと思う」と、海外と日本の性教育の差を明かした。

池澤あやか「学校では男女分けて性教育を受けた」
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