大谷翔平の同僚、“守備の人”が値千金の3ランファン歓喜も「複雑な気持ち」打たれた沢村を気遣う声

【MLB】エンゼルス5－2レッドソックス（6月9日・日本時間10日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場したレッドソック戦で、2－1リードで迎えた6回、エンゼルスのベラスケスがレッドソックス2番手の沢村拓一から大きな追加点となる3ランを放った。視聴者からは、ベラスケスに対する「期待してなくてごめん」、沢村に対する「打ってごめん」といった複雑な声が上がった。

【映像】ベラスケス起死回生の3ラン沢村は「ガッカリ」

　5回に飛び出した大谷の逆転アーチで2－1とリードしたエンゼルスだが、リードはわずか1点。好投を続ける大谷の球数も100球に近づき、これまで何度も逆転負けを喫してきたエンゼルスとしては是が非でも追加点がほしいところで、6回に2アウトながら一、二塁のチャンスを作った。マウンドにはこの回途中から2番手の沢村が上がっている。打席の9番ベラスケスは堅実な守備でレギュラーを掴んだ選手だが、打撃では打率1割台と数字を残せていない。この打席も沢村の変化球をフルスイングするもバットに当たらず簡単に追い込まれるが、4球目の高めのストレートを完璧に捉えると、打球は打った瞬間にそれとわかるホームランとなりエンゼルスが3点を追加した。

　ABEMAで解説を努めた紀田彰一氏が思わず「生涯一の当たりじゃないですかね」と言った“まさか”の一発に、視聴者からも「ベラ助がホームラン！！！」「やったよー泣泣泣ベラありがとう」「ベラが打つとはビックリ」「すげえドラマ」と喜びと驚きが入り混じった書き込みが上がる。さらに、「べら助期待しないとか書いてごめんなさい」「俺は信じてた」といった声や、「えええええええ？打った本人が、え？ってなってた」「ベラちゃんかわいい」といった声もあった。

　一方、打たれた沢村にも配慮するコメントも。「澤村.... すまん」「複雑な気持ち」「ごめん、澤村」という声が散見されたが、やはりこの試合はエンゼルスの勝利が見たいということで「ベラ助はないす！！澤村どんまい！！」という人が多かったようだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）