将棋の藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、19)に豊島将之九段(32)が挑戦するお〜いお茶杯王位戦七番勝負が6月29日、愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」で第1局2日目の対局が行われている。1日目から続いて豊島九段が猛攻を続けており、昼食休憩の時点での形勢はやや豊島九段に傾いている。このまま豊島九段が押し切るか、藤井王位が持ち前の終盤力を活かして押し戻すか、大注目が集まっている。
豊島九段の先手番で、角換わりの出だしから始まった本局は、対局初日に早いペースで指し進められた。すでに終盤戦を迎えているとあり、両者ともに慎重に指し手が進めている。表情に大きな変化の見られない豊島九段に対し、藤井王位は額に手をやり険しい表情を見せるなど勝負どころを迎えているようだ。ABEMAの「SHOGI AI」は、昼食休憩の時点で豊島九段に65%とやや先手持ちを示している。
一方、挑戦を受けて立つ側の藤井王位は1日目同様に持ち時間を多く消費。持ち時間は残り2時間を切っており、終盤戦にどのような構想を描いているか、どこを起点に押し戻すプランか、いよいよ目が離せない。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王・豊島将之九段 犬山産小麦「きぬあかり」うどんセット
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲豊島将之九段 3時間32分(消費4時間28分)
△藤井聡太竜王 1時間53分(消費6時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)