大谷翔平、今季18号でリーグ7位タイ 50打点は8位タイもチームは首位アストロズに16三振喫する「なおエ」の完敗

【MLB】アストロズ8－1エンゼルス（7月1日・日本時間2日／ヒューストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3打数1安打1打点1本塁打だった。1回には2試合ぶりとなる今季18号の先制ソロを放ち、ア・リーグ7位タイまで浮上。チームトップの50打点は、同じく8位タイと続々、上位にランクインした。

【動画】大谷翔平、今季18号は豪快120メートル弾

　2日前の6月29日（日本時間30日）の試合では今季13試合目となる投打二刀流で出場すると、投手として5回2/3で今季最多タイの108球を投げ5安打無失点11奪三振の好投。今季7勝目を挙げた。ただ打者として第3打席にフルスイングした際に腰を痛めたような表情を見せ、続く第4打席でも腰を気にしていた。移動日によるオフを1日挟んだものの、この日の試合出場が心配されていたが、本人が出場を直訴するとすぐさま1回に先制ソロ。最高の結果でベンチやファンの不安を一掃した。

　6月の月間成績は6本塁打、打率.298と調子を上げていた「夏男」だが、7月最初の試合、最初の打席でも打球速度170.1キロ、飛距離120.1メートルに到達する完璧なホームラン。7月もさらなる活躍を期待される内容だった。

　なおエンゼルスは、アストロズの先発ハビエルの前に大谷以外の打者が手も足も出ず、自己最多の14奪三振を許すことに。エンゼルス先発のロレンゼンも3回までに8失点（自責7）と乱調で早々に試合を決められた。大谷が活躍したものの、エンゼルスは16三振を喫して負けるという「なおエ（なおエンゼルスは）」も極まれりという試合展開になってしまったが、大谷も気持ちを切らすことなく次の試合でも豪快な一発を狙う。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）