大谷翔平、5打数1安打2打点 “花巻東”対決は菊池雄星に軍配エンゼルスは今季最多タイの12点で連敗を6でストップ

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【MLB】ブルージェイズ0－12エンゼルス（8月26日・日本時間27日／トロント）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、5打数1安打だった。チームは大谷の2点タイムリースリーベースやベラスケス、トラウト、アデルの計4本塁打で今季最多タイの12点を奪い、連敗を6でストップした。

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　8月の月間打率は一時3割を超えるなど調子を上げていたが、22日の登板日にウイルス性腹痛に見舞われて翌日は今季3度目の代打出場、前日までの直近7試合では20打数4安打とブレーキがかかった大谷。今日の相手先発・ホワイトに対して、第1打席は見逃し三振に倒れたものの、第2打席にライトフェンス直撃の2点タイムリースリーベースを放ちチームに勢いをつける。第3打席はショートゴロ。第4打席は岩手・花巻東高校の先輩である菊池雄星との対戦も実現しファーストゴロ、8回表に回ってきた第5打席もセカンドゴロで、同郷対決は菊池に軍配が上がった。今日は5打数1安打で、2試合連続安打＆打点をマークした。

　チームは2回表、無死満塁から1番フレッチャーがレフトへの2点タイムリーツーベースを放つと、大谷の2点タイムリースリーベース、4番レンヒーフォのレフト前タイムリーで一挙5点を奪う。そして、3回表には9番ベラスケスがツーラン、7回表には7番アデルが菊池からソロホームラン、8回表に2番トラウトもツーラン、9回表にアデルが2打席連続のツーランを放った。投げては先発のデトマーズが6回途中までを無失点に抑え、ワンツ、マルテ、レイエス、チャベスの継投で後続を抑えた。

　日本時間24日、モレノオーナーが球団売却を検討していることを発表し、激震が走ったエンゼルス。その影響もあってか、前日まで6連敗、借金は今季最多の「21」としていたが、5月11日のレイズ戦に並ぶ大量12点でようやく悪い流れを止めた。

　なお、今日の試合を終えて、大谷の今季成績は451打数118安打27本塁打、打率.262。本塁打は年間162試合で換算すると34.7本ペースで、松井秀喜氏も達成できなかった日本人選手初のメジャー「2年連続30本」まであと3本に迫っている。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）