藤井聡太竜王が最高峰タイトル初防衛 広瀬章人八段の挑戦を4勝2敗で退ける 通算獲得数は11期に/将棋・竜王戦七番勝負 将棋藤井聡太,広瀬章人 2022/12/03 18:00 拡大する 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が、12月2、3日の両日に行われた第35期竜王戦七番勝負第6局で挑戦者の広瀬章人八段(35)に勝利し、最高峰タイトル・竜王位の初防衛を決めた。シリーズ成績は4勝2敗。この結果で、通算タイトル獲得数を11期に伸ばした。【動画】藤井竜王が初防衛を引き寄せた飛車切りの一手 藤井竜王が、シリーズ4勝2敗で最高峰タイトルの防衛に成功した。本シリーズは第31期竜王の広瀬八段を挑戦者に迎え、10月初旬から約2カ月にわたり、6局の激戦を繰り広げた。開幕戦は広瀬八段が快勝。深い事前研究で藤井竜王を上回り、4期ぶりの奪還を狙う挑戦者が勢いそのままに星を集めるかと思われた。しかし、第2局で先手番を持った藤井竜王がすぐに追いつくと、第3局は逆転勝利。第4局でも危なげなく連勝を重ねたが、第5局では逆転負け。藤井竜王にとっては七番勝負で初めて2敗目を喫した。しかし、第6局では得意の角換わりで王者の貫禄を見せつけ勝利。嬉しい初防衛を決めた。 続きを読む 関連記事