【MLB・スプリングトレーニング】エンゼルス5-4ドジャース（3月27日・日本時間28日／アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。5回の第3打席後に“お役御免”でベンチに退くも、3打数2安打1得点の活躍でチームの勝利に貢献した。
試合が動いたのは1回、エンゼルスは2番・トラウトが左中間スタンドに飛び込む2ランで先制すると、3回にも1番・ウォードに一発が飛び出すなど、一発攻勢で効果的に追加点を挙げる。対するドジャースも4回にベッツ、5回にはロハスがそれぞれソロホームランを放ってエンゼルスを追撃。
両チーム合わせて6本のホームランが飛び交う乱打戦となったが、最後はエンゼルスのバルデスが9回を締めて1点差を守り切った。
この日の大谷は第1打席はセンターフライに倒れたものの、第2打席に打球速度158キロの弾丸ライナーでライト前へ運ぶと、この一打でWBC壮行試合から数えて13試合連続安打を記録。5回の第3打席にもレフト前への安打を放ったところで代走を送られてベンチに下がった。
日本中を熱狂させたWBCでは投打二刀流で出場し、14年ぶりの世界制覇に貢献した大谷。30日（同31日）に敵地・オークランドで行われるアスレチックスとの開幕戦では2年連続となる開幕投手で出場することが決まっている。
昨シーズンは投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振。一方打者としては34本塁打、95打点でチームを牽引。さらに近代メジャーでは史上初となる投打Wでの規定打席到達を達成するなど、話題に事欠かなかった大谷。今季どのような“大谷劇場（ショータイム）”が繰り広げられるのか、今から待ちきれない。なお大谷の第1打席は中フライ、第2打席はライト前ヒット、第3打席は左前ヒット。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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