「大谷が信頼しているのわかる」大谷翔平、今季２勝目を“攻守”で後押し新女房役・オホッピーとの一コマに反響

【MLB】エンゼルス2－0ナショナルズ（4月11日・日本時間12日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「３番・投手」で先発出場。７回92球を投げ被安打１、無失点。6つの三振を奪うも、6四死球を与えるなど、本調子ではない中でチームを鼓舞する粘投を披露。今季2勝目を挙げてチームの連敗を「２」でストップした。序盤制球に苦しんだ大谷を懸命の守備で支え、打っては今季4号ソロで強力援護。新女房役・オホッピーに対して大谷が見せた振る舞いに「信頼しているのわかる」「最高の相棒」など反響が寄せられる一コマがあった。

【映像】オホッピーに信頼を示す大谷翔平

　きょうの大谷は4回までに4つの四球を与え、3回の三者凡退を除いて毎回ランナーを背負う立ち上がり。先制点を奪った直後に迎えた5回のマウンドでは先頭打者の9番・ロブレスに初球で死球を与え、苦しい展開となった。それでも続くコールを中フライ、カンデラリオを二ゴロに打ち取って2死ランナー一塁で3番・スミスを打席に迎えた。

　何としても得点を与えたくない大谷はスミスに対してスイーパー、フォーシームの2球であっという間に追い込んだが、勝負をかけた3球目のスプリットはベース手前で大きくワンバウンド。しかし、これをオホッピーが巧みにブロッキング。１点を争う展開で、後逸すれば2アウトながら得点圏にランナーを進めてしまう場面で飛び出したオホッピーの好守備に対して、大谷は何度も手をたたいて23歳の若き相棒を称えた。

　直後、大谷がスミスを一ゴロに打ち取り、6回のマウンドも無失点に切り抜けると、6回裏の先頭打者で打席に入ったオホッピーが今季4号ソロで貴重な追加点を大谷にプレゼント。エンゼルスはこの2点を3人の投手リレーで守り切って、連敗を2でストップ。大谷は今季2勝目を挙げた。

　大谷がオホッピーを称えた場面では、試合を中継したABEMAの視聴者から「信頼しているのわかる」「最高の相棒」といった反響が。さらに大谷に待望の追加点をもたらした一発には「マジで神」「打撃力すごい」といった驚きの声も寄せられた。なおこの試合を投げ終えた大谷の防御率は驚異の0.47となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）