2023年の春アニメ『【推しの子】』(おしのこ)は、「週刊ヤングジャンプ」と「少年ジャンプ+」に掲載されている人気マンガが原作です。
現実の芸能界をテーマにしながらも、ファンタジーやサスペンスなどの要素が盛り込まれています。劇中に登場する有馬かな(ありま かな)は、子供の頃から芸能活動をしていて「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれていました。
この記事では、『【推しの子】』ファンの間で重曹ちゃんと呼ばれている有馬かなのプロフィールや声優情報などをまとめています。
目次
- アニメ『【推しの子】』とは?あらすじや作品概要
- アニメ『【推しの子】』有馬かなのプロフィールを紹介!
- アニメ『【推しの子】』有馬かなの声優・潘めぐみさんとは?
- なぜ重曹ちゃんと呼ばれている?愛称の由来は?
- 有馬かなの家族構成・友人関係は?
- アニメ『【推しの子】』有馬かなは星野アクアが好き?
- 新生B小町に加入!有馬かなの歌唱力は?
- まとめ
アニメ『【推しの子】』とは?あらすじや作品概要
アイドルグループ「B小町」のアイ(星野アイ(ほしの あい)を応援している産婦人科医の雨宮吾郎(あまみや ごろう/ゴロー)。ある日、診察に来た妊婦がアイだと判明し、推しの妊娠にショックを受けます。アイは「子供ができたことを公表せずにアイドルを続ける」と言い、ゴローはアイが身バレしないように協力することに。しかしアイの出産予定日に、ゴローのもとにアイの妊娠を知る人物が近づいて来たことで、ゴローの運命が大きく動いていきます。
アニメ第1話は90分拡大版で放送され、衝撃のラストが話題となりTwitterの世界トレンドで1位を獲得しました。最終回となる11話の放送終了後には2期の制作が発表されました。
2023年6月時点で、原作コミックスのシリーズ累計発行部数は1200万部を突破しています。原作漫画は、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』作者の赤坂アカ氏が原作・原案を担当、『クズの本懐』作者の横槍メンゴ氏が作画を担当しています。
アニメ『【推しの子】』有馬かなのプロフィールを紹介!
アニメ『【推しの子】』に登場する有馬かなは、劇中でも演技力が高いキャラクターとして描かれています。子役時代は売れっ子で、ドラマでの泣きの演技が凄いことから「10秒で泣ける天才子役」と呼ばれていました。
初登場はアニメ第1話です。幼少期のアクア(星野アクア(ほしの あくあ))が映画に出演することになり、アクアと一緒に村の入り口にいる気味の悪い子どもの役を演じたのがかなでした。アクアと共演した当初は、ADに自分のカバンを持たせようとするなど高飛車な一面がありましたが、成長してからは我を通さず作品の品質貢献に務めるようになります。
年齢はアクアとルビー(星野ルビー(ほしの るびー)よりも一つ年上で、第2話からは高校生になっています。子役の頃に比べて仕事が減ったようですが、子役時代の稼ぎで貯金だけは引く程あるそうです。アクアの分析によると、かなの性格は「共感力が強くて圧しに弱い。泣き落としやゴリ押しが有効」な性格とのことです。
子役時代に所属していた事務所を抜けて、フリーで芸能活動していましたが、スカウトされてアクアやルビーが所属している芸能事務所・苺プロダクションに所属。ルビーと新生『B小町』としてアイドル活動を始めます。
アニメ『【推しの子】』の公式ホームページには、高校生のかなの身長は150cmと記載されています。ルビーが158cm、MEMちょ(めむちょ)が155cm、黒川あかね(くろかわ あかね)が163cmのため、他の登場キャラクターと比べると身長が低いです。
有馬かなの黒歴史?「ピーマン体操」
かなが子役時代にリリースし、オリコン1位を獲得したと言われている「ピーマン体操」のPVが作中で登場しました。かなは「黒歴史」と言いますが、ルビー・MEMちょ共に同曲を認知しており、音楽番組に出演しまくっていたと話していることなどから、当時大ヒットした楽曲であることは間違いなさそうです。
ちなみに、第10話でかなとぴえヨン(中身はアクア)の会話から、かなはピーマンが大嫌いであったことが明らかになっています。
アニメ『【推しの子】』有馬かなの声優・潘めぐみさんとは?
アニメ『【推しの子】』で有馬かなの声を担当しているのは、声優の潘めぐみ(はん めぐみ)さんです。
潘さんが声優に憧れるようになったのは、小学校低学年のときに読んだ漫画『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』がきっかけだと話しています。初めて読んだ少年漫画が『HUNTER×HUNTER』で、1999年にアニメ化された際に出演していた声優に憧れたそうです。それから時を経て、潘さんは2011年版のアニメ『HUNTER×HUNTER』で主人公のゴン=フリークス役を演じています。
潘さんの母親は、『機動戦士ガンダム』のララァ・スン役や『聖闘士星矢』の城戸沙織(アテナ)役などを演じている声優の潘恵子(はん けいこ)さんです。母親の恵子さんは『HUNTER×HUNTER(2011年版)』で、潘さん演じる主人公の保護者・ミト役を演じていて、親子共演を果たしています。
潘さんが過去に出演した作品としては、『ハピネスチャージプリキュア!』白雪ひめ(キュアプリンセス)役、『俺物語!!』大和凛子役、『ちはやふる』花野菫役などがあります。
潘さんはアニメ『【推しの子】』で有馬かなを演じる上で、小生意気感や言葉の節々に見えるふてぶてしさ、一言でインパクトのある言葉を発する役回りのキャラクターである点を意識して演じていると語っています。
なぜ重曹ちゃんと呼ばれている?愛称の由来は?
作中では有馬かなは「有馬」や「かなちゃん」などと名前で呼ばれていますが、『【推しの子】』のファンからは「重曹ちゃん」と呼ばれることがあります。
「重曹ちゃん」と呼ばれている理由としては、ルビーがかなのキャッチフレーズ「10秒で泣ける天才子役」を「重曹を舐める天才子役」と言い間違えるシーンがきっかけです。実際に「重曹ちゃん」という掃除用の重曹が発売されていることもあり、それらを踏まえて『【推しの子】』ファンはかなのことを「重曹ちゃん」と呼ぶようになりました。
ルビーが「重曹を舐める天才子役」と言い間違えるシーンは、アニメ第1話と第2話で描かれています。アニメ第2話の放送後にTVアニメ公式Twitterに投稿された「重曹を舐める天才子役」のGIF画像は、1週間で3万8000件以上リツイートされて692万回も表示されています。
有馬かなのエイプリルフール企画とは?実際にコラボ商品「重曹ちゃん」が発売!
2023年4月1日に「“重曹を舐める元天才子役”こと有馬かな“重曹”イメージガール就任決定へ」という記事がリリースされました。
『【推しの子】』のファンから「重曹ちゃん」の愛称で親しまれているかなが、重曹のイメージガールに就任したというエイプリルフールのネタ記事として公開されていましたが、翌日の4月2日にエイプリルフールではなく本当にコラボ商品が発売されることが発表されました。
発売予定の商品は、カネヨ石鹸が発売している掃除用の重曹「重曹ちゃん」とのコラボで、かなのイラストを使用したコラボパッケージになると発表されています。
有馬かなの家族構成・友人関係は?
アニメ第3話の監督の家でご飯を食べるシーンで、かなが両親について話しています。かなの両親は田舎に住んでいるため、かなは一人で寮暮らしをしているそうです。そのため両親が健在なのは判明していますが、かなに兄弟がいるのかは不明です。
アクアとルビーは幼少期に映画「それが始まり」の現場で知り合い、陽東高校で再会します。年齢はかなの方がひとつ年上なので、アクアとルビーは同じ学校の後輩にあたります。
劇団ララライ所属の実力派女優・黒川あかねとは同い年で、かなは商売敵として意識しているようです。
アニメ『【推しの子】』有馬かなは星野アクアが好き?
これまでのストーリー内では、かながアクアに好意を抱いているのではと思わせる描写がありました。
かなは高校でアクアと再会した際、アクアに質問攻めをしていて、アクアを意識している様子が見られました。またドラマ「今日は甘口で(今日あま)」の打ち上げでは、アクアに恋人がいるのかを確認しています。
また第5話では、アクアに呼び出されると念入りに身だしなみを整えてから赴いたり、アクアが恋愛リアリティーショーでキスする可能性があることに落ち込む要素を見せていました。
現状、確定で恋心を抱いていると判断できるほどのシーンはありませんが、再会の折にすぐにアクアのことに気付くなど、関心を持っていることは端々の言動から感じられます。
新生B小町に加入!有馬かなの歌唱力は?
かなはアニメ第5話で、アクアやルビーが所属する芸能事務所・苺プロダクションに入って、ルビーと一緒に新生「B小町」としてアイドル活動をすることになります。アニメ第9話では、MEMちょも加入して3人組になった「B小町」で、誰がセンターになるかを決める話し合いが行われました。
かなは子役時代に「ピーマン体操」という楽曲でオリコン1位を獲得したこともありますが、微妙に音を外した歌い方をしていたようです。かなは「自分が歌ヘタなの位わかってるし」と言っていて、センターについても興味がない様子を見せていました。
そして、ルビーとMEMちょがカラオケで点数が高い方がセンターになるという条件で勝負をしましたが、ルビーが歌った際には43点、MEMちょは57点でどちらも高い点数ではありませんでした。
自分で歌が下手だと言っていたかなですが、「ピーマン体操」以降も曲をリリースしていて、かなが歌う「Full moon…!」のMVを見たルビーは「これで下手って言うの…。自分に厳しすぎない?」とかなの歌が上手かったことに驚いていました。その後、ひとりでカラオケで歌っていたかなの点数は97点と表示されていて、自分に厳しいだけでかなりの歌唱力があることが窺えました。
かたくなにB小町のセンターになるのを拒否し続けたかな。しかし、ダメ押しで「ヘタウマと音痴」ルビーとMEMちょの歌唱を聞かされ、「これなら私がやるのが一番」としぶしぶ承服しました。
第11話では、ジャパンアイドルフェスに出演したかな・ルビー・MEMちょのB小町。出番前には失敗を恐れて緊張していたかなですが、アクアのヲタ芸に勇気づけられたかなは、「あんたの推しの子になってやる!」と抜群のパフォーマンスをみせました。B小町は観客を魅了し、ファーストステージは大成功をおさめます。
ジャパンアイドルフェスで披露していた楽曲は「STAR☆T☆RAIN -New Arrange Ver.-」「サインは B -New Arrange Ver.-」になります。
まとめ
アニメ『【推しの子】』に登場するキャラクター・有馬かなは、子どもの頃から役者として芸能活動をしていて「10秒で泣ける天才子役」と称されていました。アクアとは幼少期に映画の撮影現場で知り合い、高校で再会します。アニメの公式HPには、高校生のかなの身長は150cmと記載されています。
有馬かなの声を担当するのは、声優の潘めぐみさんです。潘さんの過去の代表作には、『HUNTER×HUNTER(2011年版)』のゴン=フリークス役、『ハピネスチャージプリキュア!』の白雪ひめ(キュアプリンセス)役などがあります。
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 【Mother and Children】 | アイの愛、圧巻の作画 |
2 | 【三つ目の選択肢】 | 見事な重曹の舐めっぷり |
3 | 【漫画原作ドラマ】 | ワルカッコいいアクア |
4 | 【役者】 | 『今日あま』作者の涙… |
5 | 【恋愛リアリティーショー】 | 色々とガチなぴえヨンダンス |
6 | 【エゴサーチ】 | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
7 | 【バズ】 | あかねの壮絶な演技力… |
8 | 【初めて】 | アクア、1話で3人オトす |
9 | 【B小町】 | 本気が過ぎるかなPV |
10 | 【プレッシャー】 | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
11 | 【アイドル】 | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |