将棋の第8期叡王戦五番勝負第4局が5月28日に岩手県宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」で指され、藤井聡太叡王(竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20)が菅井竜也八段(31)に勝利しタイトル防衛と3連覇を達成した。決着局は異例の2度の千日手指し直しと将棋史に刻まれる死闘に。2回目の指し直し局で藤井叡王が見せた圧巻の即詰みに、解説者からは「あまりにも鮮やか。叡王らしい一局だった」と感嘆の声が上がっていた。