人気漫画家ともなると、日々、実に様々な形で執筆依頼が舞い込んでくるものだが、そうした依頼の中には、「そもそも何故、自分に依頼を?」と訊ねたくなるようなひどい依頼もあるようだ。そんなひどすぎる依頼をまとめた1本のアニメーション動画が話題となっている。
【映像】ひどすぎる執筆依頼…アニメーション動画で分かり易く解説
 この動画を投稿したのは、人気漫画『ハイスコアガール』の作者として知られる漫画家の押切蓮介さん(@rereibara)。押切さんは、言うまでもなく、引く手数多の人気漫画家の一人だが、そんな押切さんの元にこれまで寄せられた執筆依頼のなかには、なんともひどすぎるものもあったという。なんと、その編集者は、あろうことか押切さんと、同じく人気漫画家として知られる押見修造さん(代表作『惡の華』など)を混同した状態で依頼。実際に会った際に、会話の流れで編集者の失礼な間違いに気づいた押切さんは、怒りを押し殺して自分が「押見」ではなく「押切」であると伝えることに。しかし驚くことにその編集者は、自分の間違いに気づいた後も、平然と「押切先生“にも”依頼をしようとしていたところだったんですよ」と言い出したのだという。