【MLB】アストロズ9-6エンゼルス(6月3日・日本時間4日/ヒューストン)
速いだけではメジャーの強打者を抑えられない。エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場したこの試合。同僚のルーキー右腕で“170キロ右腕”として注目を浴びているジョイスが相手野手に痛恨被弾。どんな剛速球でも打たれてしまうメジャーの厳しさが見られた。
7回表、大谷のタイムリーツーベースで2点差まで詰め、追い上げムードが生まれたエンゼルス。その裏を任されたのは5月29日(同30日)ホワイトソックス戦でメジャーデビューしたばかりのジョイスだ。6番・マコーミックに対して初球から164キロのフォーシームを投げ、早々に剛腕投手としての持ち味を見せたが、フルカウントからの6球目、102.5マイル(165キロ)の剛球を打ち返され、打球はライトスタンドへ飛び込んだ。Twitter上では「マコーミック103マイルホームランにしたか、すげー!」「165kmのボールをホームランにするマコーミックえぐすぎやて」と驚きの声が立て続いた。
ジョイスはこれがメジャー初失点。その後、7番・ジュルクスに対しては166キロを記録しメジャー自己最速更新。その後も剛球を連投、空振り三振に抑えた。ここで流れを断ち切りたいところだったが、打順が下位となってもアストロズの勢いは止まらない。8番・マイヤーズにはツーベース、9番・マルドナドにはライト前へヒットを打たれ、1番・デュボンにも166キロで勝負を挑んだ投げたもののセンターへ犠牲フライとなりさらに失点。ペーニャをファーストゴロに打ち取ったが、チームの追い上げムードに水を差すほろ苦い登板となってしまった。
連敗中のエンゼルスにとっては頼りにしたいルーキー右腕。メジャーのマウンドで170キロ到達も期待されるその剛球が、昨季王者に洗礼を浴びたというイニングだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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