【MLB】ジャイアンツ13-3カブス(6月11日・日本時間12日/サンフランシスコ)
メジャーリーグ、ジャイアンツの本拠地名物スプラッシュ・ヒットが飛び出した。11日(日本時間12日)、鈴木誠也外野手が所属するカブスと対戦したジャイアンツの強打者、ピーダーソンが捉えた一撃は、スタンドを越え、場外の海へと一直線。サンフランシスコの上空を切り裂く123メートルの弾丸ホームランに、現地ファンも大興奮の様子だった。
痛快な一撃が飛び出したのは2-2の同点で迎えた3回裏のことだった。ジャイアンツの2番・ピーダーソンは、1死二塁の場面で打席に立つと、ウェスネスキーの投じた2球目、89.8マイル(145キロ)のカットボールをドンピシャで捉えた。
打った瞬間、ホームランを確信する打球はグングン飛距離を伸ばし、場外の海へと一直線。405フィート(123メートル)と記録されたその一撃は、ジャイアンツの本拠地オラクル・パークの名物、サンフランシスコの海へ飛び込むスプラッシュ・ヒットとなった。
このシーンの恒例は、“海ポチャ”後にも見ることができる。着水後、カヤックに乗ったジャイアンツファンはオールを漕いでボールの落下地点に急ぐと、他の3名の“ライバル”より先に到達し、これを確保。ボールを握った右手を高々と突き上げ中継カメラに向かってガッツポーズして見せた。
ピーダーソンは、1回の第1打席にも左中間にツーランホームランを放ち、2打席連続本塁打。5月12日(同13日)のダイヤモンドバックス戦以来となるホームランが、第6号、第7号となった。
なお、ジャイアンツはピーダーソンの2本のホームランで4-2とすると、その後、打線が爆発。カブスの投手陣を打ち崩し、終わってみれば13-3の大勝を収めた。一方、鈴木誠也は体調不良を理由に、前日に続き2試合連続で出場なしとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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