大谷翔平のヤバすぎる驚愕エピソードに苦笑、吉田正尚は気にして見てる… “大先輩”松井秀喜が日本人メジャーリーグ選手を分析

松井秀喜がMLBで活躍する日本人メジャーリーグ選手たちについて語った。

【映像】松井秀喜が驚いた大谷翔平の「超人エピソード」

ニューヨークの地に訪れた石橋貴明は松井と対談。石橋は「今シーズンもたくさん日本人がメジャーに新たにチャレンジしています。ニューヨーク・メッツに千賀滉大投手、そして(ボストン・)レッドソックスには吉田正尚選手。見ていてどうですか?」と問いかけると、松井は「やっぱり同じ野手をどちらかというと気にして見ますよね」と、吉田に注目していることを明かした。

石橋が「お隣の敦賀気比ですからね」と補足すると、松井は「そっか、彼も北陸人ですね」とコメント。吉田はプロ野球選手を多数輩出している福井県の敦賀気比高校出身で、石川県星稜高校の松井と同じ北陸出身だ。

吉田は身長が173センチとメジャーリーグのなかでは決して大きな体格とは言えないが、石橋は「将棋の駒みたいな(体系)」と、驚異的なフィジカルについて解説した。

松井は「いきなりボストンのグリーンモンスター越えのホームラン打ってましたからね」とコメント。レッドソックス本拠地のフェンウェイ・パークの名物でもある「グリーンモンスター」は左翼に設置された高さ11.3メートルの巨大フェンスで、これを越える本塁打を打った日本人選手は岩村明憲、大谷翔平以来の3人目となる。

松井はそれを踏まえて「逆方向にあのサイズ(体格)でホームラン打つのはなかなかいない」と続けて「いいパワーしてますよ」と評価した。

石橋は松井がメジャーに移籍した際に「感じたことのない疲れをメジャーの1年目の5月に感じて、その1か月がひどかった」と語ったことに触れた。理由については「いわゆる日本のルーティンとまったく違う、何試合も連続で試合に出るとか、移動とかですごく疲れた」と解説。

同様の話題を1年目9月のロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平に「大谷君、今年の5月どうだった?」と問いかけた際、大谷は「いや、全然疲れなかったです」と答えたのだとか。
これには松井も苦笑い。石橋もそのとき思わず「え?」と返すと、大谷は「だってタカさん、俺守らないですから。松井さん守っていたから」と、自身は指名打者(DH)のため守備にはついてないからだと説明したことを明かして「だって君投げてるじゃん(笑)」とツッコミを入れた。

この日のトークで松井は大谷について「違う惑星から来たんじゃないか(笑)」と語っていたが、石橋も「さっきの話じゃないですけど、別の惑星から来た人です」とコメント。松井は「ちゃんと1回レントゲンで検査したほうがいいかもしれないですね」と、大谷の体の秘密にせまるべきだと提案した。

千賀については「順調なすべり出しというかね。やっぱりあのフォークはかなり有効ですよね」と語って「こちら(MLB)はあまりフォークを投げるピッチャーが少ないんですよ」「肘への負担を考えてチェンジアップが多いんです。だからこっちのバッターはあまりフォークに慣れていないんですよ」と解説。

石橋が「打線との兼ね合いもありますけど、2ケタいきそうですよね」と期待を寄せると、松井は「いまのままだったら十分。あとはやっぱり1年目なので、いろいろ初めてのことで。それこそ疲れとかそういうものが解消されれば十分いけると思います」と、2ケタ勝利の可能性は十分にあると語った。

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写真:AP/アフロ

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