松井秀喜が大谷翔平について「我々の常識にはない選手」と語った。
【映像】松井秀喜が驚いた大谷翔平の「超人エピソード」
ニューヨークの地に訪れた石橋貴明は松井と対談。侍ジャパンが世界一となったWBCの話題になると、石橋は「若い侍ニッポンの選手たちはどうですか?」と問いかけた。
松井は「(参加国の)ほとんどがああいうメジャー選手中心のチームでしょ? まったく遜色ないというか。パワーでもピッチングでも、十分互角以上に戦えるなという風には感じました」と、若き侍たちを評価した。
石橋の「松井さんがヤンキースで戦っていた時代から、日本のプロ野球選手のレベルって上がっている?」という問いかけには「それは上がっていると思います」と即答。
「もちろんメジャーも上がっていると思います。でも日本もすごく上がっていると思います」と日本人選手の成長が著しいと語ると、石橋も「特に若いピッチャーがアメリカのメジャーバリバリの選手に真っすぐをビシビシいく」と決勝のアメリカ戦についてコメント。
村上宗隆や岡本和真が見事ホームランを打ったことにも触れて「日本がアメリカから打つっていう。パワーがバッターもついたんですね」と感慨深げだった。
「日本の選手が大きくなって、パワーもついていると思う」と語る松井に、石橋は大谷翔平について「どういう風に見られているんですか?」と質問を投げかけた。
大谷はWBCのオーストラリア戦では看板直撃の特大3ランを放ち、決勝のアメリカ戦ではロサンゼルス・エンゼルスのチームメイトでMLBのスター選手であるマイク・トラウト相手に三振を奪って勝利するなど、投打の“二刀流”で活躍して大会MVPに輝いた。
MLBでも二刀流の活躍が続いており、年々存在感が増している大谷について松井は「もう違う惑星から来たんじゃないかなと思います(笑)」と脱帽した様子を見せながらも、大谷のすごさについて語りつくした。
数々の記録を塗り替え、ついには先発投手がDHを兼務できるという「大谷ルール」まで作った大谷には、石橋も「100年の歴史を変えちゃっているわけですからね」と同意した。
(ABEMA『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』)
写真:AP/アフロ