「一平ちゃんがメンタルケア」「かわいそすぎ」大谷翔平、12奪三振力投も“援護ナシ”で今季3敗目に同情の声殺到降板直後、水原一平通訳との一コマに反響

【MLB】エンゼルス0−2ドジャース（6月21日・日本時間22日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が伝統のフリーウェイシリーズに「2番・投手」で先発出場。今季15度目の先発で7勝目を目指す二刀流マウンドで7回101球を投げ、5回を除く毎回の12奪三振の力投を披露するも、4回にフリーマンに浴びたソロ被弾が響いて“援護なく”今季3敗目を喫した（6勝）。降板直後にはベンチで大谷に寄り添う水原一平氏の姿を現地映像が捉え、「一平ちゃんがメンタルケア」「かわいそすぎ」など好投報われなかった大谷に対して同情の声が殺到した。

【映像】失意の大谷に寄り添う水原一平通訳

　圧巻の12奪三振も、一球の失投を見逃さなかった巧打者・フリーマンの一振りが大谷の今季7勝目を阻んだ。

　この日の大谷は初回からエンジン全開。100マイルに迫る真っすぐと切れ味鋭く縦に落ちるカットボールを駆使して2つの三振を奪うスタート。3回まで6つの三振を奪った大谷に思わぬ落とし穴が待っていたのは4回だった。

　初回にこの日一つ目の三振を奪ったフリーマンに、この日2度目の対戦で今季14号ソロホームランを浴びた。1度目の対戦で空振り三振を奪ったカットボールが、真ん中やや外寄りに甘く入ったこともあるが、そこはメジャー通算2000安打にあと2本に迫る1998本のヒットを積み上げている巧打者のフリーマン。自身メジャー通算306本目となる一発が、大谷に重くのしかかった。

　1失点と好投した大谷を援護したかったエンゼルス打線だったが、ドジャース投手陣の継投の前にわずか2安打に抑えられ無得点。頼みの打者・大谷のバットからも3打数無安打（1四球）で2試合続けて快音は聞かれず。チームもドジャースを相手に2試合連続の完封負けを喫した。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）