【MLB】エンゼルス5−11ホワイトソックス（6月28日・日本時間29日／アナハイム）
ホームランだけではなくヒットも量産できるのが今の大谷の強みだ。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でホワイトソックス戦にスタメン出場すると、2試合連続となる3安打をマーク。打率を.309まで上昇させた。SNS上では三冠王へ期待を寄せる声が高まっている。
大谷はこの試合、第1打席で今季5本目のスリーベースヒットを記録すると、8回の第4打席で痛烈なセンター前ヒットを放つ。さらに9回、2死一、二塁の場面で5打席目を迎えると、カウント1-1から外角低めのチェンジアップをセンターへ打ち返した。相手セカンドがこの打球に追いつき捕球したものの、大谷は送球よりはるかに早く一塁を駆け抜け、余裕の内野安打となった。これで大谷はこの日5打数3安打で、2試合連続の3安打を記録。前々日には3割を切っていた打率も.309まで急上昇した。
ここまで本塁打28本とキングを独走中の大谷だが、打点もリーグトップを争う2位。その上打率までリーグ4位となり、SNS上では「大谷メジャーで三冠王いけそうやん 打率伸ばしてけ」「大谷三冠王の可能性が出てきたな」「大谷さんの打率が急上昇してきてる！」と三冠王を期待する声が上がり始めた。日本人選手のホームラン王というだけでも夢のような話だが、今の大谷には三冠王すら現実味を帯びてくるほどの勢いがある。誰もが想像もできなかったことを次々と成し遂げてきた大谷に、不可能はないのかもしれない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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