【MLB】ブルージェイズ2-3エンゼルス(7月30日・日本時間31日/トロント)
「2番・DH」で先発した大谷翔平投手が2試合続けてふたつの申告敬遠を受け、敵地ながらスタンドからはブーイングが響き渡った。
エンゼルスが1-0と1点リードの4回表、2死からレンヒーフォが2ベースヒットで出塁。2死二塁の場面で大谷にこの試合3度目の打席が回ってきた。追加点を挙げる絶好のチャンスだったが、ブルージェイズの選択は申告敬遠。大谷は打席に入ることなく一塁へと向かった。場内からはブーイングが鳴り響く。
1-1の同点で迎えた9回1死一塁の第4打席では大谷の打席中にワイルドピッチで一塁走者が二進し一塁が空いた。そのためカウント2ボールからこの日2つ目の申告敬遠。もはや一塁が空いていれば申告敬遠が当たり前となってきた。
これを受け、日本語実況の解説も「バリー・ボンズのような扱いを受けていますね」と、メジャー記録の通算2558四球、688敬遠。2004年にはシーズン記録となる232四球、120敬遠をマークしている通算762本塁打のレジェンドを引き合いに出して大谷の置かれている状況を解説。
また、SNS上でも「申告敬遠ばっかで草」「もはや、 大谷さんの打席で申告敬遠しないと逆に驚くようになったよ」「一生申告敬遠じゃんトラウト早く帰ってきて」「また申告敬遠か...ショウヘイもストレスたまるやろな」「申告敬遠ばっかりでしょんぼり」「ブルージェイズ徹底して申告敬遠してくる」といった投稿が見られた。
ただ、この試合では大谷の申告敬遠後、エンゼルスは無得点に終わっている。相手チームが打撃6冠でトップに立つ大谷との勝負を避けるのも無理はない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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