【第105回全国高校野球選手権記念大会】花巻東 5-2 智弁学園(3回戦・第11日・第2試合・甲子園)
岩手代表・花巻東が3回戦で奈良代表・智弁学園を下し、夏の甲子園では2013年以来、10年ぶりのベスト8進出を決めた。高校通算140本塁打の注目スラッガー・佐々木麟太郎選手(3年)は4打数3安打1打点の活躍を見せた。
菊池雄星(ブルージェイズ)、大谷翔平(エンゼルス)といった現役メジャーリーガー2名を輩出している東北屈指の強豪校が、夏の甲子園では10年ぶり3度目のベスト8進出を決めた。
花巻東は1回表、5番・千葉柚樹選手(3年)のタイムリーツーベースで2点を先制すると、3回にも千葉が2打席連続のタイムリーツーベース。その後も小刻みに得点を重ねた。
投げては今大会初先発の左腕・葛西陸選手(2年)が9回途中まで投げ、10安打を許しながら2失点に抑え込んだ。
注目の佐々木は第1打席でレフト前に先制点につながるヒットを放つと、第2、第4打席にはセンターへ火の出るようなクリーンヒットを放ち、今大会2度目の猛打賞&1打点。4番・北條慎治選手(3年)も3安打、5番・千葉も4安打3打点と、クリーンアップ3選手だけで10安打4打点をマークした。
敗れた智弁学園は要所で好プレーを見せるなど粘りの野球を見せたが、花巻東の葛西を相手にあと一本が遠かった。
花巻東の過去最高成績は2009、2013年のベスト4(春のセンバツは2009年準優勝が最高)。偉大な先輩達でもたどり着かなかった岩手県勢初の甲子園制覇まで、あと3勝。なお、19日に行われる準々決勝では大会連覇を狙う宮城代表・仙台育英との”東北対決”が実現する。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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