＜大相撲九月場所＞◇六日目◇15日◇東京・両国国技館
十両十一枚目・紫雷（木瀬）と十両十三枚目・輝鵬（宮城野）の一番で、2度続けて立ち合い不成立になり、繰り返しつっかけてしまった輝鵬が、ぐっと一歩前に出て審判に対してより丁寧に謝罪と反省の気持ちを表す清々しい一幕があった。
1度目の立ち合いでタイミングが合わずつっかけてしまった輝鵬。行司に「まだまだ！」と制止されると、その場で謝罪し、後退しながら仕切り線へ。だが続く立ち合いでも輝鵬はつっかけてしまうことに。2回連続でつっかけた輝鵬は、先ほどよりも一歩前に出ると、より丁寧に審判へ深々と頭を下げて謝罪した。
その後の取組では立ち合い紫雷が張り差しをかますと、左四つに組んで一気の攻めを披露。輝鵬は何もできず寄り切られて土俵を割った。勝った紫雷は3勝目。敗れた輝鵬は3敗目の黒星を喫した。（ABEMA『大相撲チャンネル』）
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