【MLB】テキサス・レンジャーズ11-2シカゴ・カブス(3月30日・日本時間31日/アーリントン)
3月30日(日本時間31日)に米・テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われたテキサス・レンジャーズ対シカゴ・カブスの一戦で、大谷翔平の元同僚として日本でも知名度の高いレンジャーズのジャレッド・ウォルシュが、チームに流れを引き戻す値千金の一発を放ち、日本の野球ファンの間でも大きな話題となっている。
初回、1、2番の連打とセカンドゴロで1死二、三塁と、先制の好機を作るも、カブスのライト・鈴木誠也の、“度胸満点のスライディングキャッチ”に阻まれ無得点となったレンジャーズは、逆に2回の表のカブスの攻撃で2点を奪われるという、悪い流れに。しかしその裏、この回先頭の6番ラングフォードが粘りに粘って10球目をレフト前へと運んで無死一塁とすると、ここで登場したのは7番・ウォルシュ。ウォルシュは、カウント1-1からの3球目、真ん中低め、ややボール気味の変化球を掬い上げるように振りぬいてバットに乗せると、打球はライト方向へと高く舞い上がる大飛球に。打ったウォルシュは、その手応えゆえか、打球の行方を眺めながらゆったりと“確信歩き”をはじめると、打球はほどなく右中間の深いところへと突き刺さる特大の同点アーチに。カブスに傾きかけた流れを一気に引き戻す価値ある一発となった。その後、レンジャーズは小刻みに加点しつつ5-2とした後で、終盤8回に一挙6点を奪う猛攻を見せ、終わってみれば11対2の大勝。最後までウォルシュの一打が効いた形となった。
ウォルシュといえば、昨季まで大谷の古巣・エンゼルス一筋でプレーし、大谷とともにバットでチームを勝利に導き、ベンチでは仲良く談笑したりといった姿がしばしば日本のファンからも注目を集めた人気選手だが、近年は本人が「地獄」と語る原因不明の不眠や奇行に長らく悩まされ、成績が急降下。昨季も故障者リスト入りした状態で開幕を迎え、復帰後も不調が続いたことで、AAAに降格。その後、今年1月にレンジャーズとのマイナー契約を結ぶと、地道に調整を続けてギリギリのところでメジャー契約に漕ぎ着けたという苦労人。そうした経緯もあってか、ネット上の野球ファンからは「…あかん、泣きそう」「ウォルシュがホームラン打つとエ軍時代を思い出してウルっときちゃうわ」「仲良さそうにしてた大谷とウォルシュが2人ともユニフォーム違うとか」「エンゼルス、ウォルシュはもうちょっと様子見た方が良かったよな。降格早すぎるわ」「まさに地獄から這い上がった男やな」「今年はウォルシュの逆襲が楽しみやな」といった様々な反響が巻き起こっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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