【MLB】ツインズ3－6ドジャース（4月9日・日本時間10日／ミネアポリス）
一体、何が起こったのか？ ドジャースの大谷翔平投手がツインズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。第1打席でど真ん中にきた絶好球に驚いた様子で固まってバットが出ずに三振に倒れる珍事が発生した。不可解な出来事に2試合連続ホームランを期待するファンは騒然となったが、元メジャー投手の納得解説に興味津々な反応が寄せられた。
ドジャースは初回、ベッツが四球を選んで出塁すると、無死一塁で大谷がこの試合最初の打席を迎えた。ツインズ先発の若手右腕バーランドは3球で大谷をカウント1-2とすると、追い込まれた大谷は4球目のほぼど真ん中にきた90.3マイル（時速約145.3キロ）を見送ってしまい、見逃し三振に倒れた。
追い込まれてからの打ち頃の絶好球に大谷がバットを出さず三振というまさかの結果に、この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの西岡剛氏は大谷の体勢からインコースを張っていたのでは？と予想。相手投手の球があまり曲がらず外角に逃げる形となったことで打者としては球種がわからず驚く結果になったと分析した。
同じく元メジャーリーガーの長谷川滋利氏は、投手も実は投げ損なっており驚いていたはずと指摘。抜けたスライダーをロケットと称し、投手からすると真ん中に入ったことが「ラッキーだった」と笑った。
また、西岡氏の「狙ってロケットを投げられるものなのか？」という質問に対しては、長谷川氏は自身の現役時代は抜けないように考えていたが、「最近は（意図的に）やっている」とし、野球の変化について感慨深げに語っていた。
元メジャーリーガー2人による解説にABEMAのファンも「へえー面白い」「意表つかれたな」など興味津々の様子を見せていた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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