【MLB】ナショナルズ1－4ドジャース（4月23日・日本時間24日／ワシントンDC）
こんなに嬉しそうな大谷翔平の姿はあまり見たことないかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したナショナルズ戦の第5打席、2試合連続アーチとなる6号ソロを放つと、ベースを1周してベンチに戻ってきたところで満面の笑みで体を左右に揺らして“ジグザグ”とおどけて走る珍しいシーンがあった。そんな大谷を、チームメイトたちは最高の笑顔で出迎えた。
この試合の前まで大谷は7試合連続安打を続け、前の試合では8試合ぶりの1発となる日本人メジャー単独最多の通算176号を放っている大谷。連日報道された記録の重圧から解放されたのか、この日の第5打席で2戦連発となる飛距離約137メートル、打球速度約191キロの完璧な特大弾を放った。
好調をキープしている中で出た1発ということもあり、大谷の表情はいつもにも増して明るいように見える。ダイヤモンドを回りホームに帰ると、次打者のフリーマンとタッチ。さらにその後も満面の笑みを浮かべながら、おどけたように体を揺らしてジグザグに歩くようにベンチに戻る様子が現地映像で捉えられていた。
これには視聴者も「にこにこ翔平」「いい顔しとる」「ニッコニコめずらしい」「ニコニコ大谷さん」と反応。はしゃぐ様子に「大谷嬉しそうｗ」といった声も多く上がった。
大谷が松井秀喜氏の記録に並んでから176号を打つまで足踏みする間、チームは2度連敗を記録するなどやや調子を落としていた。そんな停滞ムードも、前の試合のメモリアルアーチで吹き飛び、この試合の連日のアーチで完全に払拭されたのだろう。大谷はじめそれを迎えるベンチの面々も一様に皆とびきりの笑顔を見せていた。ここからチームも大谷もさらなる上昇気流に乗ることを感じさせる1発となった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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