西岡剛氏、大谷翔平に覚えた違和感でズバリ患部を的中 らしからぬ走塁見た直後「ハムストリンクをやったとかでなければいいんだけど…」
【映像】大谷翔平“らしからぬ走塁”のシーン

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【MLB】レッズ3-1ドジャース(5月25日・日本時間26日/シンシナティ)

 やはりプロはプロの身体やフォームがよくわかる。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で出場、6回の第3打席に一塁線を破る三塁打を放ったが、全力疾走できず三塁ベースではあわやアウトかというクロスプレーに。普段とはまるで違う、疾走感のないジョギングのような走りを見た西岡剛氏が即座に「ハムストリングをやったとかでなければいいんだけど…」と、試合前から痛めていた患部をズバリと言い当てた。

【映像】大谷翔平“らしからぬ走塁”のシーン

 関係者もファンも騒然となった問題のシーンは6回。1死走者なしのシーンから、大谷は2打席連続三振に打ち取られていたレッズの先発グリーンと3度目の対決を迎えた。100マイル(約161キロ)を超えるストレートに、この日はスプリットやスライダーも好調のグリーンに対して、なんとか食らいつきたい大谷はカウント1-1からの3球目、内角やや低めに入ってきた87.3マイル(約140.5キロ)のスプリットに対して、うまくバットを捌いて一塁線を抜いた。

 打球はライト線に沿うように転々とすると、大谷は大きなストライドで一塁を回り二塁へ。俊足ぶりを知る者からすれば、三塁打コース間違いなしという当たりだった。ところが大谷は一塁から二塁へ、さらに二塁を回った後もいつものように加速せず、そのままペースが上がらないまま三塁へ。スライディングこそしたが、レッズの強肩ショート・デラクルーズの矢のような送球により、あわやタッチアウトかとう際どいプレーになった。

 一連の動きに違和感を覚えたのが日米のプロ野球で活躍してきた西岡剛氏だ。ABEMAの中継で解説をしていた西岡氏は「なんで大谷選手があのランニングをしたのか。状態悪いのかも」とポツリ。さらに「打った時にハムストリングやったとかでなければいいんだけど」と付け加えた。すると試合後、ロバーツ監督は16日(同17日)のレッズ戦で、一塁走者だった際に牽制球が左太もも裏に直撃、打撲の治療を行っている最中だと明かした。つまり西岡氏は、数秒間のランニングの中でハムストリングに何か故障を抱えている可能性をズバリ言い当てたわけだ。

 ファンからも「走り方おかしくね」「わざとゆっくり走ってる」「何かがおかしい」という指摘が飛び交っていたが、今後に関しては大谷のコンディションが1日も早く戻ることをファンも関係者も願っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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