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 「若手はやっぱり時間で帰る。これが第一。年配の人は仕事が終わるまで帰らない」(50代男性)

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 「僕が常識だと思っていることは、(若手に)通用しないことがある」(35歳男性)

 年齢が離れた人と仕事をしていて、ジェネレーションギャップを感じた経験はあるだろうか?

 民間の調査会社が実施したアンケート調査によると、30歳以上の約4人に3人が、若手に対してジェネレーションギャップを感じたことが「ある」と回答(以下、「ミライのお仕事」調べ)。

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 その価値観のズレの1位は「連絡が口頭ではなくLINEやメールばかり」で、約30%が若手と連絡手段における価値観が違うと感じており、「直接話せばいいような内容をチャットで聞いてくる」などの声も。

 他には、「打たれ弱い」「仕事よりもプライベートを優先させる」という意見が上位を占め、先輩たちは自分の世代と若手の価値観にズレを感じているようだ。

 一方、若手は約8割が職場で年上の人とのジェネレーションギャップを感じている。価値観のズレの1位は「セクハラ・パワハラなど時代錯誤な言動」だ。セクハラ・パワハラには気を付ける人も多くなったが、捉え方の違いがあるのだろうか。 

 さらに、「飲み会が好き」「根性・ガッツで仕事をする」といった価値観に対して若手は「自己犠牲や根性を求める考えは古い」などと受け入れられないようだ。

 街で話を聞いた31歳男性も「仕事にそこまで仕事の意欲がないというか…正直僕たちの世代は仕事が嫌だったら辞めて転職しようという考えがある。プライベートと仕事はしっかり分けていきたい」と本音を漏らした。

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 一方、この調査ではお互いのすごいところ、尊敬できるところも聞いている。先輩のすごいところの1位は「仕事に対する知識や経験値」、若手のすごいところの1位は「情報収集能力が高い」であった。

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 様々な国籍の人と仕事をし、日々ジェネレーションギャップを凌ぐカルチャーギャップに向き合っているコピーライター/世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田智洋氏はギャップの乗り越え方として「上位目的(メタゴール)を設定すればいい」と提案する。

 「利害や人生で大事なものが違っても『2週間後にここまで進めよう!』などのメタゴールが設定されていればうまくいく。実は主張が全く異なり、歪みあっているA君とBさんの話をよくよく聞くと最終的に相手と仲良くしたいという上位ゴールが同じだった、というのはよくある話だ。そんな共通のメタゴールさえ定まっていればそこに向かうアプローチはデジタルでもアナログでも、飲み会に行っても行かなくてもいいのだ」

 さらに澤田氏は「変わることは気持ちいいことだ」と話す。

 「僕は昨日と違う視点を得られることは最高だと考えている。そのため、僕がリーダーの時には率先して変わる姿勢を見せたり、若手の話には『超いいじゃん!』、僕より年配の人の話にも『今の観点、逆に新しいっすね!』などと自然と言える。リーダーでなくてもそれぞれのメンバーがそういう姿勢で挑むと、もしかしたら何か変革が起こるかもしれない」

 ここまで、ギャップが生じる要因や乗り越え方を見てきたが、そもそもギャップが多いこと、つまり、組織に対し多様性はどのようなメリットをもたらすのか?

 澤田氏は「多様な視点があれば様々な意味で“盲点”がなくなり、炎上リスクを軽減させたり、企業の矛盾が減ったり、新たなイノベーションが生まれることもある。僕は日本人男性という目線でしか世界を見ていないが、例えば障害者の女性は全く違う観点で世界を捉えている。それを『ギャップがあるから』と一緒に仕事をしなければ何も進まないが、そのギャップは力に変えられるのだ」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)

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本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。

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