藤井聡太王位、21歳ラスト対局は“黒星”締め 挑戦者・渡辺明九段に敗れシリーズ成績は1勝1敗に/将棋・王位戦七番勝負第2局 将棋藤井聡太,渡辺明 2024/07/18 23:30 拡大する 将棋の伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負第2局が7月17・18の両日、北海道函館市の「湯元 啄木亭」で行われ、藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦者・渡辺明九段(40)に敗れた。この結果、シリーズ成績はともに1勝1敗に。注目の第3局は7月30・31日、徳島県徳島市の「渭水苑」で指される。 【映像】藤井王位VS渡辺九段 終局の瞬間 藤井王位がシリーズ初黒星を喫した。藤井王位の先勝で迎えた第2局では、先手番の渡辺九段が第1局の千日手指し直し局と同じ「相掛かり」を志向。藤井王位がやや流れを変えて前例のない戦いへと突入した。長く難解な中盤戦では、藤井王位が千日手含みの手順を選んだものの、渡辺九段は冷静かつ積極的に対応。1時間超の長考の末に敵陣に歩の手筋で反撃したが、渡辺九段が攻勢に出てペースを握った。 続きを読む 関連記事