今回が3度目のWRC(世界ラリー選手権)開催となる「ラリー・チリ」で、昨年王者のカッレ・ロバンペラがコース選択をミス。コース脇の柵を壊してしまう珍事に見舞われた。
 ラリー・チリは、今シーズン最後のグラベル(未舗装路)コースで、大自然のなかを走るのが特徴。ただし地表は硬く石も多いため、タイヤに厳しい路面コンディションとなっている。基本的には森林地帯を駆け抜けることになるが、比較的平坦で中速ステージが多くなっている。