元ロッテ監督の井口資仁氏が26日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に生出演。ドジャースとマイナー契約した佐々木朗希投手について言及した。
ロッテ監督時代、佐々木の入団1年目から3年間にわたり指導した井口氏。入団会見を終えた佐々木に、「いいチームに行ってくれたなというのが率直な感想」と大きくうなずいていた。
マイナー契約となるこのタイミングでの挑戦についても言及。「あと何年か待てばものすごい契約で移籍できたと思うが、ロッテに入る前から5年しっかりやったらメジャーに行きたいというプランを持っていたと思う。それも彼の中のビジョン」と理解を示していた。
さらに、「朗希は成長過程」と強調。「ドジャースに行ってまだまだ成長したいという思いが強いと思う。去年移籍した山本由伸投手のように完成して行く投手とは違う。もう一回りドジャースで大きくなりたいという思いで挑戦したと思う」と先輩投手との違いも語っていた。
また、ロッテ時代に佐々木が語っていた目標を明かす場面も。「直接メジャーに行きたいという話は聞いていないが、1年目の目標設定の中に“サイヤング賞”と書いてあった。日本のプロ野球にはサイヤング賞はないので、その時から世界一のピッチャーになりたいという夢があったと思う」と“愛弟子”の挑戦に期待を込めていた。
（ABEMAスポーツタイム）
